2009年 原由子と桑田佳祐(クワタ)「Season’s Greetings 2009」
2010年 原由子「Season’s Greatings 2010」
とあるが、今年は桑田佳祐(クワタ)に戻って、彼の最新アルバム「I LOVE YOU - now & forever - 」を使って企画したい。サプライズ・ゲストも登場する。
<A面>
「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」
「今でも君を愛してる」
「幸せのラストダンス」
「100万年の幸せ!!」
「明日晴れるかな」
「愛しい人へ捧ぐ歌」
<B面>
「明日へのマーチ」
「君にサヨナラを」
「CAFÉ BLUE」
「DESTINY」
「セシルの週末」
「Kissin’ Christmas(クリスマスだからじゃない)」
ということで、今回も「A面B面合わせて12曲」というプレイリスト作成の独自ルールに従った。
<A面>の最初の二曲、「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」と「今でも君を愛してる」は、クワタ初期のソロアルバム「Keisuke Kuwata」(1988年)から。懐かしい気分になる。次の二曲、「幸せのラストダンス」と「100万年の幸せ!!」は、最新アルバムから。さくらももこさんが作詞した「100万年の幸せ!!」は、震災後の日本を元気にしようという気持ちが込められている。クワタも続けて、愛しい人へのオマージュ「明日晴れるかな」と「愛しい人へ捧ぐ歌」を歌う。
<B面>の最初の曲「明日へのマーチ」も前曲同様、愛しい人たち、特に震災で故郷を失った東北の人たちへの応援歌だ。二曲目の「君にサヨナラを」は、2008年に亡くなったお姉さん岩本えり子さんへの追悼歌でもある。三曲目は、最新アルバムから「CAFÉ BLUE」。そしてここでサプライズ・ゲストが登場する。
なんと、ユーミンこと松任谷由美が、「DESTINY」と「セシルの週末」の二曲を歌う。なぜここでユーミンが登場するかというと、「幸せのラストダンス」の歌詞にそのヒントがある。そのなかに、ユーミンが「DESTINY」と「セシルの週末」で歌った“Destiny”と“Marry me”という二つの言葉が、韻を踏むように印象的に使われているのだ。
そのあとクワタが再登場。フィナーレに、ユーミン作詞のクリスマス・ソング「Kissin’ Christmas(クリスマスだからじゃない)」を歌う。実際の曲はユーミンがボーカルに加わっているわけではないが、そこは架空ディナー・ショー、バックボーカルにユーミンも加わっていると想定すると尚盛り上がるだろう。
以下、曲の入ったアルバムをリストしておく。といってもクワタの曲は全て
「I LOVE YOU - now & forever - 」からだから、ユーミンの曲だけリストしておこう。iPodに入れて楽しんでいただきたい。
「DESTINY」(1979年 松任谷由美「悲しいほどお天気」)
「セシルの週末」(1980年 松任谷由美「時のないホテル」)
クワタが「幸せのラストダンス」を作詞したとき、ユーミンの「DESTINY」と「セシルの週末」にある“Destiny”と“Marry me”という二つの言葉が頭にあったかどうかは分からない。しかし、この最新アルバムで、ユーミン作詞の「Kissin’ Christmas(クリスマスだからじゃない)」を初音源化したわけだから、少なくとも、潜在意識のなかには存在していたのではないだろうか。このプレイリストは、そんなことを思いながら作成した。
尚、ユーミンとクワタのコラボとしては、以前「LONELY WOMAN」というプレイリストを作ったことがある。併せてお楽しみいただければと思う。
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