夜間飛行

茂木賛からスモールビジネスを目指す人への熱いメッセージ


Season’s Greetings 2011

2011年11月28日 [ プレイリスト ]@sanmotegiをフォローする

 今年のクリスマスは、この夏の終わり(9月10−11日)に行なわれた、桑田佳祐(クワタ)の「宮城ライブ〜明日へのマーチ!!〜」から、プレイリストを作成しよう。

<A面>

「現代人諸君(イマジン オール ザ ピープル)!!」
「MERRY X’MAS IN SUMMER」
「スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)」
「BAN BAN BAN」
「栞(しおり)のテーマ」
「My Foreplay Music」

<B面>

「LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜」
「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」
「Let’s try again~kuwata keisuke ver.〜」
「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」
「祭りのあと」
「希望の轍」

ということで、今回も「A面B面合わせて12曲」というプレイリスト作成の独自ルールに従った。曲は宮城ライブ当日の順番で並べた。

 <A面>の「現代人諸君(イマジン オール ザ ピープル)!!」と、<B面>の「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」は、クワタの最新アルバム「MUSIC MAN」の収録曲。ライブでは、この他にも同アルバムから7曲ほど歌われたけれど、当プレイリストではこの2曲でアルバムを代表させた。

 「MERRY X’MAS IN SUMMER」は、宮城県の民謡「大漁唄い込み」で始まって途中から同曲に移る演出が楽しかった。「栞(しおり)のテーマ」、「My Foreplay Music」、「LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜」の3曲は、特設センター・ステージにおけるクワタと原由子のデュエット。Southern All Stars(サザン)時代の懐かしい曲。

 「Let’s try again~kuwata keisuke ver.〜」は勿論この際外せない。「祭りのあと」は私がとても好きな曲。プレイリストの最後は、宮城ライブ同様、サザンの「希望の轍」で締める。

 以下、それぞれの曲が入ったCDアルバム・シングルをリストしておこう。iPODに入れて楽しんでいただきたい。私もジョギング中に宮城ライブを想い出しながら聴いている。

<A面>

「現代人諸君(イマジン オール ザ ピープル)!!」(「MUSIC MAN」)
「MERRY X’MAS IN SUMMER」(「ROCK CONCERT」)
「スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)」(「ROCK CONCERT」)
「BAN BAN BAN」(「ROCK CONCERT」)
「栞(しおり)のテーマ」(「ステレオ太陽族」)
「My Foreplay Music」(「ステレオ太陽族」)

<B面>

「LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜」(「さくら」)
「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」(「Keisuke Kuwata」)
「Let’s try again~kuwata keisuke ver.〜」(「明日へのマーチ」)
「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」(「MUSIC MAN」)
「祭りのあと」(「祭りのあと」)
「希望の轍」(「稲村ジェーン」)

Season's Greetings 2011.JPG

尚このシーズン、併せて、
Season’s Greatings
Season’s Greatings 2009
Season’s Greatings 2010
もどうぞ。

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posted by 茂木賛 at 10:55 | Permalink | Comment(0) | プレイリスト

本の系譜

2011年11月22日 [ 書店の力 ]@sanmotegiをフォローする

 “「本屋」は死なない”石橋毅史著(新潮社)を面白く読んだ。本の帯から紹介文を引用しよう。

(引用開始)

だれが「本」を生かすのか

出版流通システムの現状や、取り巻く環境の厳しさに抗するように、「意思のある本屋」でありつづけようとする書店員・書店主たち。その姿を追いながら、“本を手渡す職業”の存在意義とは何かを根源的に問い直す。「本」と「本屋」の今と未来を探る異色のルポ。

(引用終了)

ということで、「本屋」というスモールビジネスや、書籍ビジネス全般に興味を持つ人にとって、この本は必読書といえるだろう。とくに書き手側の心の揺れが正直に描かれていて、それが本の内容に奥行きを与えている。業界に対するバランスの取れた見方にも好感が持てる。

 この本には、以前「山の本屋」の項で紹介した、“イハラ・ハートショップ”の店主・井原万見子さんも登場する。私がブログ記事を書いたのは2009年のことだから、これによって井原さんのその後の活動についても知ることができた。

 この本の中に、いまの新刊書店の問題点と関連して、「本の系譜」という言葉がある。その部分を引用したい。

(引用開始)

 人文書など特定の分野に限らず、いま多くの新刊書店は、今回のこの新しい本はこのような歴史的経緯のなかで出てきたのだという流れを見せてくれず、膨大な本が生まれては消えていくのに対応するだけになってしまっている。推したい本を一本釣りで重点的に仕掛ける書店員はたしかに現状に一矢報いてはいるが、この方法も系譜を見せることからはますます遠ざかる。全ての本は過去にでた本に示唆されて書かれたのだという「本」の基本条件が、売場から立ち上がってこない。僕の中で古書店への関心が高まっているのは、たぶんそこにも理由がある。

(引用終了)
<同書 238ページ>

 石橋氏は、“全ての本は過去にでた本に示唆されて書かれたのだという「本」の基本条件”のことを、「本の系譜」という言葉で表現しておられる。全ての本は、過去に書かれた本に示唆されて書かれる。このことはとても重要なことだと思う。この言葉は、書籍というものの本質を言い表している。全ての本は、人々が社会のなかで互いに繋がっているように、他の本と繋がっている。

 そう考えると、本は著作権などによって守られるのではなく、多くの人に読まれることによって守られることがわかる。本の価値は、それが何冊売れたかということにではなく、その社会にその本を書く人が居た、ということ自体にある。勿論、つまらない本を書く人もいるわけだが、それも含めて、全ての本はその社会を映す鏡である。だから、本を大切にする社会は、人を大切にする社会なのである。

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posted by 茂木賛 at 10:09 | Permalink | Comment(0) | 書店の力

日本のモノづくり

2011年11月14日 [ 起業論 ]@sanmotegiをフォローする

 “奇跡のモノづくり”江上剛著(幻冬舎)という本を読んだ。まず新聞書評の紹介文を引用しよう。

(引用開始)

 至高のゴルフクラブを製造する本間ゴルフ、個性を極めた焼酎を造るメルシャン八代工場、ビールの泡が消えない不思議なタンブラーを生んだ山崎研磨工場など8ヶ所の現場を著者が訪ね、モノづくりの真髄を報告する。本間ゴルフでは、塗装一筋25年の職人が言う。「自分の仕事はこれだというか、魂で仕事をやっていますよ」。日本はモノづくりでいくしかない、という著者の強い思いがあふれている。

(引用終了)
<朝日新聞 9/18/2011>

 著者の江上剛氏は経済小説で知られた作家だが、東日本大震災の被害に直面して自信を失いかけている人々に、もういちど日本のモノづくりの力強さを伝えたいとの想いから、この本の取材執筆を思い立ったと云う。紹介された8つの現場は以下の通り。

1. 本間ゴルフ・酒田工場(ゴルフクラブ製造)
2. メルシャン・八代工場(焼酎づくり)
3. 山崎研磨工場・燕市(タンブラーなどの研磨)
4. コニカミノルタ・豊川工場(プラネタリウム製造)
5. クレラ・新潟事業所(新素材開発)
6. キッコーマン・野田工場(醤油の国際化)
7. 宮の華・宮古島(琉球泡盛づくり)
8. 波照間製糖・波照間島/シートーヤー・宮古島(黒糖づくり)

どの現場にも「元気なリーダー」がいて「宝石のような言葉」がある。本の前書きから、江上氏の想いの篭った文章を紹介しよう。

(引用開始)

 日本は、モノづくりで生きて行くしかない。金融立国論を唱える人もいるだろう。しかし日本が世界から認めれ、世界に貢献できるのは、モノづくりの力だ。日本のモノづくりは、決して死なない。これからも生きて、輝き続ける。私は、彼らを取材してますます強くそう考えるようになった。私は、彼らから勇気をもらった。日本の将来に不安を抱いている皆さんにもその勇気をぜひお分けしたい。

(引用終了)
<同書 7ページ>

 モノづくりの本質は、絶え間のないProcess Technologyの改善である。以前「日本の生産技術の質が高い理由」の項で、日本語が母音語であることと、それに伴って起こる「自他認識」の希薄性が、「話し手の意識を環境と一体化させる傾向」を生み、それが自然や組織ばかりではなく機械などの無機的環境に対しても働くことを論じたけれど、日本のモノづくりの質の高さは、この「日本語の特質」に由るところが大きいと思う。

 このブログでは、安定成長時代の産業システムとして、多品種少量生産、食品の地産地消、資源循環、新技術の四つを挙げているが、これらの中心に「日本のモノづくり」があるのは間違いないだろう。

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posted by 茂木賛 at 12:59 | Permalink | Comment(0) | 起業論

柱と梁

2011年11月08日 [ 街づくり ]@sanmotegiをフォローする

 “日本の建築遺産12選”磯崎新著(新潮社とんぼの本)を読む。サブタイトルには“語りなおし日本建築史”とある。本カバー裏の紹介文をまず引用しよう。

(引用開始)

「日本建築とはいったい何か?」。1960年代にキャリアをスタートし、現代にいたるまで、半世紀にわたり世界の建築の最前線で活躍しながら、鋭い切り口の建築/文化批評を行なってきた建築家・磯崎新がいまあらためて「日本建築」について語りなおす。古代から20世紀までの数多の名建築のなかから自ら選んだ12の「建築遺産」をとりあげ、「垂直の構築」と「水平の構築」という日本建築の二つの流れからその歴史を読みかえる。刺激的でまったくあたらしい、イソザキ流「日本建築史」のはじまりです。

(引用終了)

ここにもあるように、磯崎氏は日本建築の特徴を「垂直の構築」と「水平の構築」とに纏め、それに関して次のように述べる。

(引用開始)

「垂直の構築」とは言いかえれば、空間にそびえたつ<柱>。西欧では建築の根幹に石を積む行為があるのに対して、日本の場合は<柱>を立てる行為に、とりわけ象徴的な意味がある。一方、「水平の構築」とは、横の広がりを建築の内部にとりこむいとなみです。それは時に、<柱>が線状につらなる<列柱>であり、<柱>をたくみに配置することから生まれる<間>であり、さらには<柱>から<柱>へと<架構>されて空間を覆う<屋根>となります。日本の建築の特徴をつきつめると、この二つの流れが見えてくる。別の言い方をすれば、これは<壁>の欠如を意味します。伝統的な西洋建築と最も対照的なところです。

(引用終了)
<同書11ページ>

日本建築における<壁>の欠如については、以前「広場の思想と縁側の思想」の項で引用したジェフリー・ムーサス氏の“「縁側」の思想”にも述べてあった。

 磯崎氏が日本建築遺産としてあげる12の建物を、「垂直の構築」と「水平の構築」とに分けて以下並べてみよう。

「垂直の構築」

出雲大社 <超高層神殿をささえた柱>
浄土寺浄土堂 <四天柱から飛ぶ太い梁>
円覚寺舎利殿 <天井へと上昇する志向>
三仏寺投入堂 <崖のうえに現れた美学>
さざえ堂 <「二重螺旋」という奇想>
水戸芸術館アートタワー <下から上へ伸びる無限の柱>

「水平の構築」

伊勢神宮 <古殿地という「出来事」>
唐招提寺金堂 <列柱が生む端麗な空間>
三十三間堂 <無限焦点のメガ・ステージ>
西本願寺飛雲閣 <光の海に浮かぶ船>
修学院離宮 上の御茶屋 <雲間に広がる浮遊空間>
代々木オリンピックプール <1964年の「大伽藍」>

 先日「フレームとシークエンス」の項で、隈研吾氏に関して、

(引用開始)

環境を均質なものとしてではなく、「フレームとシークエンス」の連続としてみることで、隈氏は、環境の持つ力をより柔軟に体感できているのだろう。氏の作品には、人工的な縦のヒエラルキー(階層性)とは無縁の、自然や環境と横のつながりを持つ魅力的な建物が多い。

(引用終了)

と書いたけれど、現代日本の「人工的な縦のヒエラルキー(階層性)」を感じさせる建物は、西洋建築の特徴である<壁>を用いたものが多いように思う。

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posted by 茂木賛 at 11:40 | Permalink | Comment(0) | 街づくり

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