夜間飛行

茂木賛からスモールビジネスを目指す人への熱いメッセージ


境界設計

2011年02月22日 [ 街づくり ]@sanmotegiをフォローする

 以前「内と外 II」の項で、“小布施 まちづくりの奇跡”川向正人著(新潮新書)を引用しながら、

(引用開始)

 川向氏は、「縁側や庭」とそれに繋がる「道」は、街づくりの上で、“中間領域”として重要な意味を持つという。“中間領域”の設計の良し悪しが、街の「つながり」具合いに影響するというわけだ。

(引用終了)

と書いたけれど、この“中間領域”について、屋敷内外における「境界設計」の視点から論じた本が、“境界 世界を変える日本の空間操作術”監修隈研吾・写真高井潔(淡交社)である。監修者の建築家隈研吾氏については、以前「広場の思想と縁側の思想」や「街のつながり」の項でも紹介したことがある。

 隈氏はこの本の中で、

(引用開始)

日本建築は、境界の技術の宝庫であり、イケイケの終わった時代を生き抜くための知恵が、日本建築の中に満載されている。様々なスクリーン〔たとえばルーバー(格子)や暖簾(のれん)や、様々な中間領域(縁側・廊下・庇)〕が環境と建築とをつなぐ装置として再び注目されている。

(引用終了)
<同書 15ページ>

と述べ、その内容を、

第1章 内と外の曖昧な境界
窓、蔀戸、格子、犬矢来、垣根、塀、門、玄関、土間・三和度、通り庭、縁側、軒、壁、屋根、欄間、鞘の間、はとば

第2章 柔らかな境界
暖簾、簾、襖、障子、屏風・衝立

第3章 聖と俗、ハレとケの境界
床、神棚、枝折戸、躙口、茶室、沓脱石、飛び石(路地)、御手洗、手水、鳥居、注連縄、階段、白砂壇

第4章 「見立て」の境界
関守石、みせ、石碑

第5章 風景の中の境界
橋、坪庭、借景

第6章 現代の境界
根津美術館、House N、KAIT工房

といった章構成よって(美しい写真とともに)紹介しておられる。第1章の冒頭にある短いコメントには、

(引用開始)

 言葉によって世界を切り取り認識しやすくするのと同時に、人は「自己の側」に属する空間を形成するために、仕切りや標(しるし)といった「境界」を用いてきた。
 すると必然的に、自己の側以外の空間は、混沌とした「外部」空間に位置づけられる。人はしばしば、高い障壁などの強固な境界により、カオス=外部を拒絶した。「内と外」の二元論によって、世界を整理した。
 しかし実際のところ、人間とは外部=自然環境との関連性によって生かされているにすぎない生物で、そのようなデジタルな処理では対応しきれない、もっと複雑で矛盾をはらむ生身の存在だということに、この国の人間は早くから気づいていた。
 そして、外部との関係性を完全には断ち切らない、さまざまな「境界」が発展した。

(引用終了)
<同書 19ページ>

とある。

 一方、“中間領域”の設計においては、「複眼でものを見る必要性」の項で述べたように、新しいものをどう取り入れるかという課題もある。先日「内と外」の項で引用した「KURA」12月号の小布施の記事は、新しいものの象徴である「道路」について次のように書いている。


(引用開始)

 小布施の今後のデザインについて尋ねると、市村次夫さんから意外な返事が返ってきた。
 「まずは、国道403号線など主な道路を一車線にして、歩道に工夫をしたいね。昭和30年代以降、道は道路になってしまった。これをいかに道に戻すかに苦心している」
 「道路」は移動手段としての車を効率よく走らせるものに過ぎず、人が気持ちよく歩けるのが「道」だ。しかしどこかへ行くために歩くのではなく、ぶらぶら歩く。偶然に人に出会ったり、立ち話をしながら。立ち話や無駄話のなかで、本物の情報が耳に入ることがあり、ときには思いがけない人のつながりもできる。道は広くなったり狭くなったり、ベンチがあったり、花が植えられていたり、「足湯があったり、大道芸人もいいね」と市村さんは言う。効率優先の真面目さではなく、「人生を楽しむ」という観点から道を取り戻し、さらに面白い町づくりをしていきたいと語る。

(引用終了)
<同雑誌21ページ>

小布施の街の真ん中を通る国道403号線は外からは便利だけれど、確かに車が多くて歩きにくい。これを合議の上で一車線・一方通行にしても、(他にも道はあるのだから)皆それほど困らないかもしれない。

 これからの「境界設計」は、日本の古くからの空間操作術を充分生かしながら、さらに車やITなどの新しいものを、(単に排除するのではなく)巧みに取り込むことが求められる。優れた境界設計は「エッジ・エフェクト」を誘発する。それは「継承の文化」の項などで言及した“流域両端の奥”をさらに深化させるだろう。

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新書読書法(2010)

2011年02月14日 [ 読書法シリーズ ]@sanmotegiをフォローする



 年初に「文庫読書法(2010)」と題して文庫本を紹介したので、今回は「新書読書法(2010)」題して、私が去年読んだ印象深い新書を幾冊か紹介してみよう。ただし重複を避けるために、すでにこのブログで紹介したものは除く。

 「新書」には、フィクションものは少なく、エッセイや評論、専門知識を分かりやすく解説したものなどが多い。私のようにいろいろな分野に興味がある者にとっては、入門書として最適だ。一冊の新書から、興味の横展開具合によってさらに専門書に進むことができる。文庫同様、値段が手ごろで、持ち運びに便利なことも利点である。

1.Art
“三島由紀夫 幻の遺作を読む”井上隆史著(光文社新書)

 去年は平岡公威(ペンネーム三島由紀夫)の没後四十年ということで、様々な本が出版された。この本もそのうちの一つ。“豊饒の海”四部作は発表された時に読んだけれど、40年経って初めて、作品のラストを巡る納得のいく解釈に出会ったような気がする。「皮膚感覚」の項にも書いたけれど、平岡氏は「精神と肉体」という二元論を身をもって追及した人で、最後は「戦後の欺瞞性」を座標軸に据えてそれに体をぶつけて死んでしまった。井上氏の想像するようなラストがあり得たならばその死も無かっただろうけれど、そのためには「精神と肉体」という袋小路的な二元論から脱する、別の契機が必要だったように思う。

2.History
“モーツァルトとベートーヴェン”中川右介著(青春出版社)

 「文庫読書法(2010)」で紹介した“ショパン 天才の秘話”の著者による最新作。ショパンの時代よりも少しさかのぼった18世紀半ばから19世紀初頭のヨーロッパを舞台に、モーツァルトとベートーヴェンの人生とその激動の時代を描く。時代は神聖ローマ帝国、オーストリアとプロイセンの七年戦争、フランス革命、皇帝ナポレオンなど。音楽家が、いわゆる職人から「芸術家」へと変身していく過程もわかりやすい。

3.Natural Science
“胎児の世界”三木成夫著(中公新書)

 1983年初版の名著だが、手元にあるものが1987年版と古かったので、去年改めて2009年版を松丸本舗で買い求め、それを機に再読した。体壁系と内臓系、個体発生と宗族発生、分節性と双極性など、人間と社会についての示唆に富む項目が並ぶ。本が出版されたのは1983年だから、1970年に亡くなった平岡公威氏が読むことはなかったが、もし読んでいたら、「精神と肉体」という袋小路から脱却する契機になったのではないだろうか。著者の三木成夫氏を師と仰ぐ人々には、「視覚と聴覚」などで紹介した養老孟司氏や、「重力進化学」などで紹介した西原克成氏などがある。

4.Social Science
“シンプル族の反乱”三浦展著(KKベストセラーズ)

 このブログでは、これからの安定成長時代を牽引する産業システムとして、多品種少量生産、食品の地産地消、資源循環、新技術の四つを挙げているが、そうだとすると人々の嗜好にもそれを支持する傾向が見られる筈で、この本の云うシンプル族の嗜好(1.ものをあまり消費しない。ためない。2.手仕事を重んじる。3.基本的な生活を愛する。)は、その傾向の一端を示していると思う。著者の三浦氏には、以前「街の魅力」の項で紹介した“吉祥寺スタイル 楽しい街の50の秘密”という街の研究本(渡辺和由研究室と共著)もあり、最近は“高円寺 東京新女子街(トウキョウシンジョシマチ)”(洋泉社)という本(SMLと共著)も出しておられる。

5.Geography
“世界の野菜を旅する”玉村豊男著(講談社現代新書)

 「里山ビジネス」の項で紹介した玉村豊男氏の近作。タマネギやキャベツ、ジャガイモやトウガラシ、ナスやサトイモなど、馴染み深い野菜について、その起源と来歴を追った楽しいエッセイ。玉村氏が旅先でその野菜と出会った光景や、料理のつくり方、栽培方法などもある。この本で仕入れた知識をもとに、世界各地の料理を味わうのも良いと思う。

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銀座から日比谷へ

2011年02月08日 [ アート&レジャー ]@sanmotegiをフォローする

 先日「宝石のような言葉」の項を書いていたら、「宝石」という単語からの連想で、“珠玉”と題された開高健氏の短編集のことを思いだした。いま手元にあるのは1993年発刊の文春文庫版だが、私はこの作品を初出の「文學界」1990年新年号で読んだ記憶がある。アクアマリンやガーネット、ムーン・ストーンといった宝石類が印象深い。

 開高氏には“ロマネ・コンティ・一九三五年”という名の短編集もあり、どちらの作品にも女と酒場が出てくる。酒場といえば、“愉楽の銀座酒場”太田和彦著(文藝春秋)という本がある。銀座の酒場73軒を紹介した本で、“銀座百点”(銀座百店会発刊)という冊子に連載された文章を纏めたものだ。本文の一部を本の帯から引用してみよう。

(引用開始)

 銀座は日本一、いやもしかすると世界一のバーの街かもしれない。その中でも私にとって「テンダー」は別格だ。旧資生堂ロオジエの壁に貼られていた緑の大理石を薄く切り、背後から光を透かせた優雅な店内に、クリーム色のジャケットを着たバーテンダー五人がきびきびと動く光景は、まことに銀座らしい華やかさとプロの世界がある。(本文より)

(引用終了)
<同書帯裏の紹介文>

いかにも行ってみたくなるではないか。本のカバーには「テンダー」のバーカウンターの写真があしらわれている。“珠玉”「掌(て)のなかの海」の冒頭に出てくる酒場は“汐留の貨車駅の近く”とあるから、その店も銀座のはずれと云えなくはない。

 “銀座百点”という冊子は百店会の越後屋さんから戴くことが多いのだが、その2009年2月号を見ると、その前の月に連載を終えた太田氏と、切り絵作家の成田一徹氏の対談が載っている。その号には「切り絵でつづる銀座のバー」という成田氏の作品もある。成田氏の切り絵は繊細かつ重厚で、バーカウンターの鋭い直線が美しい。一丁目の「バー・オーパ」の絵もあるが、この店名は開高健氏のノンフィクション“オーパ!”から取ったものかどうか。

 成田氏の近作は、昨年刊行された“東京シルエット”(創森社)という本に纏められている。本の帯から引用しよう。

(引用開始)

首都の風貌
いきなり超高層ビルが林立したり、下町情緒たっぷりの路地裏が残っていたり……
東京の情景、様相を122枚のシャープなモノクロ切り絵で鮮烈に映し出す

(引用終了)
<同書帯表の紹介文>

ここに収められた切り絵は、朝日新聞の日曜版に連載されていた。

 “銀座百点”では、太田氏が連載を終えた2009年1月号から、こんどは村松友視氏が“一杯の珈琲から 銀座の喫茶店ものがたり”と題したエッセイを連載し始めた。楽しく読んでいたけれど、その連載が昨年の12月号で終わった。この地域密着型の情報誌は、小振りながら内容がとても充実している。12月号には、10月に亡くなった池部良氏の連載エッセイの最終回も載っている。毎月発行で2010年12月号が673号とあるから、かれこれ50年以上続いてきたわけだ。

 村松友視氏といえば、昨年の暮れに書き下ろしで発刊された“帝国ホテルの不思議”(日本経済新聞出版社)という本が面白い。本の帯から紹介文を引用しよう。

(引用開始)

虚と実が溶け合った職人芸が花開く舞台
誰でも知っている帝国ホテル、誰も知らない帝国ホテル……
現場の仕事人から炙り出される、一二〇年の歴史と伝統が生んだ、摩訶不思議な文化の砦

(引用終了)
<同書帯表の紹介文>

こちらもいかにも行って泊まって見たい。本のカバーには、ホテル内のオールドインペリアルバーの写真が使われている。そういえば以前何かの打ち合わせでエレベーター・ホールを通ったとき、車椅子に座った今は亡き森繁久弥氏を見かけたことがある。晩年帝国ホテルを定宿にしておられたのだろうか。

 帝国ホテルといえば、“帝国ホテル・ライト館の謎”山口由美著(集英社新書)という本も去年出た。“「帝国ホテル」から見た現代史”犬丸一郎著(東京新聞出版局)と三冊併せて読めば、日本の玄関といわれる老舗ホテルの歴史と今がよく分かるだろう。

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posted by 茂木賛 at 10:18 | Permalink | Comment(0) | アート&レジャー

宝石のような言葉

2011年02月01日 [ 起業論 ]@sanmotegiをフォローする

 “夢の扉〜NEXT DOOR〜不可能を可能にした会社”菊野浩樹著(朝日新聞出版)を読んだ。元気ある日本のスモールビジネス9社を紹介した本で、(TVプロデューサーである)著者菊野氏が、自らのドキュメンタリー番組で取り上げた社会フロンティアたちの中から、特に印象に残った会社を再取材して纏めたものだ。

(引用開始)

人も、会社も、日本もまだまだ捨てたものじゃない!
人を救いたい、アイデアで役に立ちたい、失敗しても諦めない……
プロデューサーが自ら綴った、番組で触れられなかった感動のドラマ。
放送300回を超えた人気長寿番組、初の単行本化。

(引用終了)
<本の帯の紹介文より>

ということで、その9社とは、

(引用開始)

1 ふわふわのパンを缶詰で世界を救いたい|パン・アキモト
2 家を空気で浮かせて地震から守りたい|ツーバイ免震住宅
3 事故の起きない安全なナットを作りたい|ハードロック工業
4 あらゆる製品の小型化に役立ちたい|シコー
5 小型風力発電で新しいエコを広めたい|ゼファー
6 世界を駆け回りハイテク産業を守りたい|アドバンスト マテリアル ジャパン
7 日本の伝統を守るため新たな職人を育てたい|秋山木工
8 もっと農業に向き合う人々を増やしたい|マイファーム
9 体が不自由な人にも旅行を楽しんでもらいたい|旅のお手伝い楽楽

(引用終了)
<本の帯裏の紹介文より>

の各社である。どれも社会貢献への確固たる理念(Mission)と目的(Objective)とを持ったすばらしいスモールビジネスだ。

 紹介の最後に載せられた会社基本データによると、各社の従業員数は、非本社籍社員などを除くと8名−76名で、年商は多いところで340億円である。以前「組織の適正規模」の項で述べたように、従業員規模が大きくなると、意思疎通や情報伝達の面で効率が悪くなる。同じことを繰り返すだけの“少品種大量生産”企業はそれでも良いかもしれないが、多品種少量生産、食品の地産地消、資源循環、新技術を旨とするこれからの産業システムにおいては、意思疎通の十全さと情報伝達のスピードが命で、そのためには組織規模が小さい方が断然有利である。ネット時代だから、足りない機能はいくらでも他社との連携によって補完できる。

 この本を読むと、それぞれの社長さんたちがいかに顧客と社員とを大切にしているかがわかる。各社の来歴やオペレーションの詳細は本書を読んで貰うとして、以下、私が気に入った社長さんたちのコメントを幾つか紹介したい。

「親父に言われた言葉があります。私たちは、食品会社です。その食品の“食”という字は、“人”に“良”と書くんですね。そして“品”という字は、“口”が三つじゃないですか。だから、『多くの人の口に良いものを作るのが、食品会社だ』って、教わってきたんです」(「パン・アキモト」秋山義彦氏)

「人を見るときは、半分以上、良いところがあるかどうか。良いところと悪いところを両方、考えてみる。あいつは、だらしなくて無愛想だけど、真面目(まじめ)で、仕事熱心で、手先も器用だから、半分以上は良いところがあるというふうに人を見る。まあ、主観でしかないんですけどね。社員のみんなにも、半分以上良いところがあれば、“良い”と見るよと。そして、そういうやつなら、うちの会社のためになると。人間、100パーセント完璧な人なんていないですしね。もし、いたとしても、まあ、うちの会社には来ないでしょう(笑)」(「ツーバイ免震住宅」坂本祥一氏)

「“顧客満足”が第一だって、いつも言うんですけど。お客さんを満足させないと仕事というのは安定しないし、拡大していかないね。お客さんの満足より自分の満足が先に来たら、絶対ダメ。たとえば、仮に一個10円でできるものを50円で売ったら40円儲かるじゃないですか。自分は儲かるけど、お客さんは満足しませんね。それじゃ、うまくいかないわけですよ」(「ハードロック工業」若林克彦氏)

「どんな商品でも、同じ性能なら小さいほうがいい。機能さえあれば、姿はいらないんですよ。あとは、商品が小さければ材料も少ないから費用がかさまない。その分、知恵の勝負になる。日本は資源がないから、知恵で戦わないとダメだと思っています」(「シコー」白木学氏)

「社長になる人は、ビジョンを語れる人でないとダメ。ここで大事なのは『語れる』ことだよ。ビジョンを持つだけじゃダメ。ビジョンを持って、人に語る。人に伝えるんだよ。要するにビジネスの世界は、常に群れだからね。群れの中でコミュニケーションしないと。そのためには、口に出して語らないと」(「ゼファー」伊藤瞭介氏)

「何かにこだわるやつ、物事にこだわるやつね。そして、ちょっとしつこいやつ。そういう人は、知識も含め、専門的な考え方ができるようになる。そして同時に、広い視野を持っている人がいいね。あまり、偏見とか、差別意識とか、持っている人はダメだね」(「アドバンスト マテリアル ジャパン」中村繁夫氏)

「『機械を導入すると、10人の職人のクビが切れるよ。今は高くたって、長期的には、人件費の大きな節約になるよ』って言われたんです。でも絶対に、買わなかった。こんな機械を3000万出して買うならね、人間に3000万円投資したほうがいいよ。こんな機械で作ったもん、そのうち、だれも買わなくなるよ。そういう時代が来るよ、ってね」(「秋山木工」秋山利輝氏)

「日本の農業を変えるには、農家や農地や法制度をどうこうするまえに、まず消費者の意識を変えなければいけません。実際に農業をしてみて、自分で育てた作物を自分で食べる。その一連を我々は“自産自消”と言っているんですが、やはり、自分で育てた野菜はおいしいですよ。これが、『めっちゃ楽しい』です。同時に、その“自産自消”を通じて、農業がどれだけ大変か、知ってもらう。『安全で美味しい食品を食べたい』、そう言うだけなら簡単です。言うだけじゃなく、いろんなことがわかった上で、食品の安全や味を考えて欲しいですね」(「マイファーム」西辻一真氏)

「霊山護国神社ですか。確かに、あそこは車椅子では厳しい。でも、お客様がどうしても行きたいとおっしゃったら、なんとか行ける方法を考えますよ。『いけるところ』から『行きたい所』へ、ですからね」(「旅のお手伝い楽楽」佐野恵一氏)

いかがだろう、元気なリーダーたちの宝石のような言葉を味わってもらえただろうか。尚、先ほどの会社基本データには、各社のホームページアドレスも載っているから、アクセスして更なる情報を得ることも可能だ。

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posted by 茂木賛 at 11:37 | Permalink | Comment(0) | 起業論

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