夜間飛行

茂木賛からスモールビジネスを目指す人への熱いメッセージ


Season's Greetings 2009

2009年11月30日 [ プレイリスト ]@sanmotegiをフォローする

 今年のクリスマスは、皆さんを、原由子と桑田佳祐(クワタ)のディナー・ショーにご招待しよう。といっても架空のステージで、二人の歌声を交互に聴けるように作ったプレイリストだ。曲はサザンオールスターズ(サザン)のものとソロ・シングルの中から選んだ。去年のクワタの「ひとり紅白歌合戦」と似た、掛け合い的な趣向を楽しんでほしい。

<A面>

「私はピアノ」
「あなただけを〜Summer Heartbreak〜」
「愛して愛して愛しちゃったのよ」
「SEA SIDE WOMAN BLUES」
「大好き!ハッピーエンド」
「DIRTY OLD MAN〜さらば夏よ〜」

<B面>

「ナチカサヌ恋歌」
「平和の琉歌」
「流れる雲を追いかけて」
「かしの樹の下で」
「チャイナムーンとビーフン娘」
「My Little Hometown」
「今宵あなたに」(ボーナス・トラック)

今回も「A面B面合わせて12曲」というプレイリスト作成の独自ルールに従って作成したが、ディナー・ショーのエンディングに相応しい曲をボーナス・トラックとして追加した。

 ディナー・ショーのオープニングは、それぞれのリード・ボーカル代表作である。

「私はピアノ」
「あなただけを〜Summer Heartbreak〜」

 次にステージはハワイアン・ムードに包まれる。ステージに椰子の木が揺れる。

「愛して愛して愛しちゃったのよ」
「SEA SIDE WOMAN BLUES」

 このあとステージは軽快なポップスへと移る。少々早いがこの二曲で前半のステージが終了する。

「大好き!ハッピーエンド」
「DIRTY OLD MAN〜さらば夏よ〜」

 後半のオープニングは、原由子が沖縄の心を歌う。それにクワタも同じ沖縄の曲で答える。

「ナチカサヌ恋歌」
「平和の琉歌」

 沖縄に続いて大陸の歌。クワタが歌う「かしの樹の下で」では途中から原由子がボーカルに参加。

「流れる雲を追いかけて」
「かしの樹の下で」

 ディナー・ショーの最後は、二人それぞれ地元の唄を披露する。原由子の横浜とクワタの茅ヶ崎だ。

「チャイナムーンとビーフン娘」
「My Little Hometown」

 アンコールがかかる。拍手のなか、二人は上手と下手から登場し、出逢った頃のことを想い出しながら仲良く「今宵あなたに」を歌う。

 いかがだろう。これからますます寒くなるけれど、二人の歌を聴きながら、今年のクリスマス・シーズンを楽しんでいただければと思う。参考までに、それぞれの曲が含まれるアルバム・シングル版を載せておこう。

<A面>

「私はピアノ」(タイニー・バブルス)
「あなただけを〜Summer Heartbreak〜」(Young Love)
「愛して愛して愛しちゃったのよ」(稲村ジェーン)
「SEA SIDE WOMAN BLUES」(さくら)
「大好き!ハッピーエンド」(桑田さんのお仕事07/08〜魅惑のAVマリアージュ〜)
「DIRTY OLD MAN〜さらば夏よ〜」(DIRTY OLD MAN〜さらば夏よ〜)

<B面>

「ナチカサヌ恋歌」(Southern All Stars)
「平和の琉歌」(海のYeah!!)
「流れる雲を追いかけて」(NUDE MAN)
「かしの樹の下で」(綺麗)
「チャイナムーンとビーフン娘」(この青い空、みどり〜BLUE IN GREEN〜)
「My Little Hometown」(風の詩を聴かせて)
「今宵あなたに」(熱い胸さわぎ)

 尚、クワタとサザンのクリスマス・ソングを聴きたい方は、去年の「Season’s Greetings」を併せてどうぞ。

Season's Greetings 2009.jpg

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パラダイム・シフト II 

2009年11月23日 [ 非線形科学 ]@sanmotegiをフォローする

 先回に引き続き「パラダイム・シフト」の話を続けたい。そもそもパラダイム・シフトのきっかけをつくる人はどういう人たちなのだろうか。なぜ夏井睦氏が「湿潤治療」を思いついたのか、“傷はぜったい消毒するな”夏井睦著(光文社新書)から引用する。

(引用開始)

 これまで説明してきたように、パラダイムの内部にいる人間は、それがパラダイムだということに気付かない。それが単なるパラダイムではないかと気付くのは、外側にいる人間だけである。
 筆者は十〇年ほど前まで従来の熱傷治療を熱心に行なってきた一人である。前にも書いたが筆者は形成外科の専門医であり、大学の形成外科局に十五年ほど所属し、この間、多数の熱傷患者を治療し、数え切れないほどの手術を行なってきた。(中略)
 そしてその後、湿潤治療を始めたので、いわば熱傷治療を内側と外側両方から眺めてきたことになる。その結果、大学病院時代には見えてこなかった熱傷治療の問題点が見えてくるようになった。

(引用終了)
<同書170ページ>

「熱傷治療を内側と外側両方から眺めてきた」という部分に注目してもらいたい。そして、以前「エッジ・エフェクト」で紹介した、「マージナル・マン」という概念を思い起こしてほしい。「部落問題・人権辞典ウェブ版」から、再度その部分を引用しよう。

(引用開始)

 異質な諸社会集団のマージン(境域・限界)に立ち、既成のいかなる社会集団にも十分帰属していない人間。境界人、限界人、周辺人などと訳される。マージナル・マンの性格構造や精神構造、その置かれている状況や位置や文化を総称して、マージナリティーと呼ぶ。マージナル・マンの概念は、1920年代の終わり頃に、アメリカの社会学者バークが、ジンメルの<異邦人>の概念(潜在的な放浪者、自分の土地を持たぬ者)の示唆を受けて構築した。(中略)

 マージナル・マンは、自己の内にある文化的・社会的境界性を生かして、生まれ育った社会の自明の理とされている世界観に対して、ある種の距離を置くことが可能である。それゆえにマージナル・マンは、人生や現実に対して創造的に働きかける契機をもっている。

(引用終了)

「熱傷治療を内側と外側両方から眺めてきた」夏井氏は、学会の「自明の理とされている世界観に対して、ある種の距離を置くこと」が可能だった。勿論マージン(境域・限界)に立っているからといって、それだけでパラダイム・シフトのきっかけを生み出せる訳ではないけれど、それは生み出すための必要条件なのだろうと思う。

 そういえば、「皮膚感覚」で紹介した傳田光洋氏も、大学では科学熱力学を学んでおられて、皮膚の研究を始めたのは三十歳を過ぎてからとのこと。夏井睦氏ともども、それぞれの研究領域におけるマージナル・マンなのであった。お二人の更なる飛躍に期待したい。

 ところで、夏井氏は「湿潤治療」に関して、インターネットを活用されている。その理由について氏は“傷はぜったい消毒するな”の中で、

(引用開始)

 こういう経験(ネットを通して貴重な楽譜をやりとりした経験)から私は、情報を全て公開し共有することで、より多くの情報が得られることを学んだ。苦労して手に入れた楽譜だからタダでは見せられない、と考えるか、苦労して手に入れたものだから皆で共有しよう、と考えるかの違いである。だから治療法を全て公開したのだが、治療例は学会発表するか論文にしなければ意味がなく、インターネットでの公開は無意味だという批判もあった。だが、全く気にしなかった。私にとって学会も論文もどうでもよかったからだ。また治療失敗症例は多くのことを教えてくれるし、治療上のトラブルについて皆で分析して解決法が考案されることで、治療法はより完全なものになっていく。だから、失敗例ほど公開しようと考えたわけだ。

(引用終了)
<同書66−67ページ。カッコ内は引用者による注。>

と書いておられる。インターネットを活用した「知のオープン化」については、これまで「ハブ(Hub)の役割」や「盤上の自由」などで論じてきた。併せてお読みいただければ嬉しい。

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posted by 茂木賛 at 12:23 | Permalink | Comment(0) | 非線形科学

パラダイム・シフト

2009年11月17日 [ 非線形科学 ]@sanmotegiをフォローする

 先日「皮膚感覚」の項で述べたように、皮膚についていろいろと勉強しているのだが、最近、“傷はぜったい消毒するな”夏井睦著(光文社新書)という本を読んだ。本カバー裏の紹介文を引用しよう。

(引用開始)

ケガをしたら、消毒して乾かす、が世間の常識。しかし著者によれば、消毒は「傷口に熱湯をかけるような行為」だという。傷は消毒せず、乾燥させなければ、痛まず、速く、しかもきれいに治るのである。
著者は、今注目の「湿潤治療」を確立した形成外科医である。その治癒効果に驚いた医師らにより、湿潤治療は各地で広まっている。しかし肝心の大学病院などでは相変わらず、傷やヤケドを悪化させ、直りを遅らせ、患者に痛みと後遺症を強いる旧来の治療が行なわれている。なぜ、医学において生物学や科学の新しい成果は取り入れられないのか。本書では医学会の問題点も鋭く検証。さらに、生物進化の過程をたどりつつ見直した、皮膚という臓器の驚くべき能力について、意欲的な仮説を展開しながら解説する。

(引用終了)

この紹介文の最後にある「意欲的な仮説」とは、皮膚の力を見直す思考実験なのだが、それは、「皮膚感覚」で紹介した傳田光洋氏の“皮膚は考える”(岩波書店)に触発されてのことだという。

 本書の中に、「パラダイム・シフト」について触れた箇所がある。湿潤治療や皮膚の思考実験についてはまた別の機会に譲るとして、今回はこのパラダイム・シフトについて考えてみたい。パラダイムやパラダイム・シフトについて書かれたものは他にもいろいろあるけれど、夏井氏はこの本で、パラダイム・シフトが起る動的プロセスについて説明しておられる。まず本書によって「パラダイム・シフト」とは何かについて確認しておこう。

(引用開始)

 パラダイムシフトは「その時代や分野において当然のことと考えられていた認識(パラダイム)が、革命的かつ非連続的に変化(シフト)すること」と定義されている。ここで重要なのは「非連続に変化」という部分だ。つまり、旧パラダイムから新パラダイムへの変化(シフト)は連続的に起るのではなく、二つのパラダイムは完全に断絶しているのだ。新しい考え方は旧いパラダイムを完全否定することで生まれるからだ。

(引用終了)
<本書164ページ>

ではこの「パラダイム・シフト」はどういうプロセスで起るのか。少し長くなるが夏井氏の文章をさらに引用する。

(引用開始)

 先入観を一番捨てにくいのは誰だろうか。それは専門家だ。専門家は自分の専門知識が正しいことを前提に考えるから、もしかしたらそれが間違っているかも、とはなかなか考えられない。(中略)
 素人はそもそも先入観もなければその分野についての知識もない。(中略)
 つまり、新しいパラダイムを素人は受け入れやすく、専門家は専門家としての自分の地位を守るために懸命になって拒否するわけだ。このためパラダイムシフトの真っ只中では、素人が専門家より知識の面で先を行って最新の知識を享受し、専門家は古い知識(=旧パラダイム)にしがみつくことになる。
 このような「専門家集団と素人の間での知識の逆転現象」は、パラダイムシフトの渦中では常に起きていたはずだ。そしてこの逆転現象こそがパラダイムシフトを完成させる駆動力となり、パラダイムシフトの本質なのである。
 なぜそれが駆動力になるかと言えば、専門家は生まれながらにして専門家だったわけではないからだ。彼らはもともとは素人であり、勉強して専門家になった。つまり、専門家集団の背景には膨大な数の「知識のない素人」が必要である。
 一般大衆(=素人)の間に新しい考えが広まってくると、次世代の旧パラダイムの専門家の予備軍(=知識のない素人)がいなくなってしまう。その結果、旧パラダイムの専門家集団への新規加入者が減り、やがて新規加入者より集団内の死者の方が多くなり、そのうち専門家集団は老衰死・自然死を迎える。その時パラダイムシフトは完了する。
 繰り返しになるが、パラダイムが信じられている時代では専門家が指導的立場にあるが、そのパラダイムが崩れようとしている時には、素人の方が最新の知識を持つのだ。


(引用終了)
<同書167−169ページ>

いかがだろう。このブログではこれまで、「モチベーションの分布」や「興味の横展開」、「日記をつけるということ」などで、個人的興味が変化する動的プロセスについて考えてきた。ここで分析されているのは、(個人の集合であるところの)社会的認識が変化する動的プロセスである。個人においては、モチベーションの正規分布と情報のベキ則分布、社会においては、常識の正規分布と専門知識のベキ則分布、どちらも、正規分布とベキ則分布とが絡み合う、面白い、非線形的な世界である。

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posted by 茂木賛 at 10:58 | Permalink | Comment(0) | 非線形科学

内需主導と環境技術

2009年11月09日 [ 起業論 ]@sanmotegiをフォローする

 このブログでは、これからの日本の安定成長時代を代表する産業システムとして、

1. 多品種少量生産
2. 食の地産地消
3. 資源循環
4. 新技術

の四つを挙げてきた。これらの産業システムは、今回「政権交代」により実現した民主党政権が掲げる、「内需主導と環境技術」政策と重なる部分が多い。鳩山首相の所信表明演説からその部分を引用しよう。

(引用開始)

 同時に、内需を中心とした安定的な成長を実現することが極めて重要となります。世界最高の低炭素型産業、「緑の産業」を成長の柱として育てあげ、国民生活のあらゆる場面における情報通信技術の利活用の促進や、先端分野における研究開発、人事育成の強化などにより、科学技術の力で世界をリードするとともに、今一度、規制のあり方を全面的に見直し、新たな需要サイクルを創出してまいります。

(引用終了)
<10/27/09 東京新聞より>

「内需を中心とした安定的な成長」を支える産業システムは、国民生活の多様なニーズに応えるという意味で「多品種少量生産」が基本型であり、需給双方を押し上げるという意味で「食料の地産地消」が重要となる。環境政策としての「緑の産業」を支えるシステムは、当然「資源循環型」でなければならず、水の浄化などを生み出す「新技術」がより重要となる。

「内需主導」
1. 多品種少量生産
2. 食の地産地消

「環境技術」
3. 資源循環
4. 新技術

ということで、これらの産業システムが、鳩山政権の政策と呼応しながら、さらに強化されていくことを期待したい。

 この「内需主導と環境技術」政策は、21世紀におけるエネルギーが、これまでの化石燃料一辺倒から太陽光熱などへ多様化していくことを背景としている。従って、

1. 多品種少量生産
2. 食の地産地消
3. 資源循環
4. 新技術

の四つは、21世紀型エネルギーそのものを担う重要な産業システムであるとも云えるだろう。

 最近、21世紀のエネルギーに関して、“流域思想”というものがあることを知った。“流域思想”とは、山岳と海洋とを繋ぐ河川を中心にその流域を一つの纏まりとして考える発想で、これからの食やエネルギーを考える上で重要なコンセプトの一つだと思われる。上の四つの産業システムは、この大地と海洋とを繋ぐ“流域思想”にこそ相応しいと思う。“流域思想”については、“本質を見抜く力”養老孟司・竹村公太郎共著(PHP新書)や“環境を知るとはどういうことか” 養老孟司・岸由二共著(PHPサイエンス・ワールド新書)などに詳しい。

 鳩山首相の所信表明演説には、これ以外にも、「人の笑顔がわが歓び」、「自立と共生」、「新しい公共」、「人間のための経済」、「中小企業重視」などなど、このブログでこれまで書いてきたことと重なる主張や政策が多い。それらについても折を見てコメントしていきたい。

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posted by 茂木賛 at 11:03 | Permalink | Comment(0) | 起業論

銀座のハチミツ

2009年11月03日 [ 街づくり ]@sanmotegiをフォローする

 “銀座のミツバチ物語”田中敦夫著(時事通信社)を読む。著者の田中氏は、NPO法人「銀座ミツバチプロジェクト」の副理事を務めておられる。「銀座ミツバチプロジェクト」の活動は、TVなどでも紹介されていたから、ご存知の方も多いだろう。まず本の紹介文を引用しよう。

(引用開始)

 東京・銀座のビルの屋上でミツバチを飼うというプロジェクトを三年前に立ち上げた著者による奮闘記。皇居が近いなど自然環境が豊かで、農薬の心配もないことから、日本を代表する繁華街は、意外なことにミツバチにとって暮らしやすい環境だという。ここで採れたハチミツが特産品となりつつあるだけでなく、街の緑化も進み始めるなど、地域の意識が変化してきた様子を描く。出発点は「おもしろいよね」。持続可能な街づくりのヒントに満ちた一冊。

(引用終了)
<日経新聞の書評欄より>

 田中氏は、肩肘の張らない語り口で、プロジェクト発足の経緯から最近の活動までを書いておられる。銀座商店街との連携、「オペラ・銀ぱち物語」、ファームエイドの開催、「日本熊森協会」との出会い、「メダカのがっこう」とのコラボレーションなどなど。

 これまで「建築士という仕事」や「金属吸着剤」などで、これからの安定成長時代を代表する四つの産業システム、

1. 多品種少量生産
2. 食の地産地消
3. 資源循環
4. 新技術

のうち、複数のシステムが関連するビジネスは、一つだけの場合に比べて、時代を牽引する力が強い筈だと述べてきたけれど、この「銀座のミツバチプロジェクト」は、

1. 多品種少量生産(ケーキやカクテル、石鹸など)
2. 食の地産地消(銀座商店街での販売)
3. 資源循環(ミツバチ受粉による緑化推進)

ということで、時代牽引力の強い、21世紀型スモールビジネスの一つに違いない。そのことを証明するように、最近同じような取り組みが、自由が丘や恵比寿などでも行なわれ始めているという。

 この本にも出てくるが、アメリカなどでは今、養蜂家の巣箱からミツバチが突然、大量に姿を消す「蜂群崩壊症候群」(CCD)という現象が起きている。CCDは、ハチミツを大量生産するために、品種改良や遠距離移動、単一で農薬の多いアーモンド畑などにおける蜜採取を行なうことによって、ミツバチにウイルス感染病が発症したのではないかといわれている。CCDについては“ハチはなぜ大量死したのか”ローワン・ジェイコブセン著(文藝春秋)に詳しい。これに対して、「銀座ミツバチプロジェクト」は、あくまでも地域密着型のスモールビジネスだ。都会の各地でミツバチたちが花の蜜を集めていると思うと楽しい気分になる。

 ところで、「リーダーの役割」などで言及した、「全体のうち2割の人はよく働き、6割はふつうに働き、そして残りの2割はあまり働かない」という組織の法則は、田中氏によると、ミツバチの集団にも見られるようだという。

(引用開始)

 ミツバチもそうなのではないか(組織の法則に適応しているのではないか)と観察すると、相当数の怠け者がいるのは確かです。時々忙しそうに前足でカンナ研ぎしているミツバチは、実は何もしていなかったりするそうです。割合は定かではありませんが、頭がよいだけじゃなく、人間社会にそっくりだと思うのは私だけではないでしょう。組織が環境の変化に対応して生き残っていくための柔軟性として、怠け者の存在も存外必要なのかもしれませんね。そう考えると、部下に働け働けと尻を叩くばかりが能じゃないということになります。
(引用終了)
<同書85ページより。カッコ内は引用者による注。>

ミツバチの生態はまだまだ謎が多いけれど、その集団生活の様子は、人間社会のそれとよく似ているようである。

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posted by 茂木賛 at 10:44 | Permalink | Comment(0) | 街づくり

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